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Japanese Newsletter - Apr, 2014
ロケットストーブ・ミニストリー
2014年4月
まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。マタイ25:40 "
Matt. 25:40
Published by the Society of the Good Shepherd, P. O. Box 122, Amberson, PA 17210. (717) 349-7033
昨年の9月、ロケットストーブという素朴な発明品のことを読者のみなさんにご紹介しました。「シンプルな」ストーブと言いましたが、実はこれでなかなか手の込んだ秀作なのです。
このストーブは1984年、ラリー・ウィニアルスキー博士の考案により、発展途上国の貧民を助ける目的で開発されました。これは煙や有害な排気をかなり抑える一方、燃料の効率は劇的に上がるというすぐれ物です。
また土製のストーブと比べると、ニ分の一から三分のニという少ない燃料だけで済み、燃料費を抑えることができるのです。
これにあわせ、ロータリー・インターナショナルがホンジュラスのコパン市にて小さな工場を開設しました。
そこで売られているロケットストーブは一個たったの50ドルです。
読者の方々の寛大な助けにより、現在、私たちはこれらのストーブを購入し、貧しい人々に提供することができています。
今年の1月、妻のデボラと私がホンジュラスにいた時、私たちはこの工場を訪れました。この工場自体はかなり質素で、ストーブの大部分は手製でした。このストーブの外側は鋼鉄で補強されているコンクリートでできており、内側は火山灰で作られていました。――この火山灰は断熱材の役割を果たしており、熱損失を防ぐのです。
このストーブを積んだトラック一台はすでにシグアテペケ市に運搬されており(このために献金をささげてくださった方々、ありがとうございました。)、私たちはコパン市にいる間にトラックもう一台分のストーブを注文しました。
シグアテペケ市に戻ると、私たちは前のトラック積荷から数個のストーブを人々に届け、また昨年の秋にストーブを受け取った人々の元を訪問することができました。またこのロケットストーブ・ミニストリーがどのように現地で運営されているかということに関してもさらに知ることができました。
現地では、ルイス・ヴェガ兄弟と牧師仲間のレニン兄弟が、このミニストリーを担当しており、受け取り主を選択しています。まずは、貧困に苦しんでいる誠実な兄弟姉妹の元にこれらの物品が届けられるよう配慮されています。そうして後、個々の人々の状況に応じて、すべての人々を対象にストーブが届けられています。
ルイス兄とレニン兄は、この配布作業は思ったほど簡単ではないと言っていました。まず、二人は、ストーブを実際に使ってみせ、その利点を説明しなければなりません。
そして「このストーブには、いわゆるならし運転期間が少々必要です。ですから最初の数回は、今まで使っていた土製ストーブのようにはうまく料理できないかもしれませんよ。」ということも説明してあげる必要があるのです。というのも、この部分を理解しないなら、人々はすぐに新型ストーブを脇にうちやってしまうからです。
私たちはこのストーブ一台に対し、一応5ドルという値段をつけています。――この値段は数カ月かかって人々が支払える程度の額です。これ自体は、ルイス兄とレニン兄がこの村を訪れるための往復賃にも満たない額です。
でも何かのためにお金を払うという行為を通じて、人々はその物をもっと大切に取り扱うということに私たちは気づきました。またルイス兄たちは、人々に対し、「支払いのお金を取りに戻ってきた際、もしそのストーブが使われないままうちおかれているのが分かったら、私たちはそれを回収し、(それを本当に必要としている)他の誰かに提供することにします。」と説明しているそうです。
「これだけ性能のあるロケットストーブなのだから、使われないままうちおかれることなどある訳がない」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、ホンジュラスの田舎に住む貧民は、従来の習慣に固執する傾向が強いのです。彼らは何世紀も前に先祖が料理していたのと全く同じようなやり方を続けています。そしてこういった旧式の土製ストーブの使用により、どれだけ有害な煙を肺に吸い込んでいるかという事についてはあまり自覚がない――それが現状です。
またロケットストーブは木材使用を抑えていますから環境保全にもすぐれているのですが、そういったことに関する認識もほとんどありません。ですからこれは一回説明してそれで終わり、という種類のプログラムではありません。
その後も継続的に訪問することが必要です。うれしいことに、受け取った方々のほとんどは、ロケットストーブの利点をすぐに理解し、古い土製ストーブの代わりに使いはじめています。
ロケットストーブ・ミニストリーの主たる目的は、貧しい人々を具体的な方法で――つまり、(燃料費を抑えることで)彼らの経済生活を助け、また健康保持につとめることを通して――助けることにあります。
しかしストーブがどこで使われるかにかかわらず、実際には、これらはイエス様のもとにいくのです。
「あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです」(マタイ25:35-36)。
そうではあっても、ストーブは未信者の方々に福音を宣べ伝える窓をも開いているのです。
もちろん、「このストーブを受け取りたいならキリスト教を信じろ」というような押しつけがましい策略は私たちの内に全くありません。
私たちはそういったやり方で「お米クリスチャン」を作り出すことには何ら関心を持っていません。
ルイス兄とレニン兄がまだイエス様を信じていない方々に福音を宣べ伝えているのは、そういう動機からなされているのではないのです。二人は人々に「このストーブを提供してくださっているのはクリスチャンなんです。こういったクリスチャンの方々がただただあなた方を愛しているがゆえに、そういった援助をしてくださっているのです。」と説明しています。
その結果、私たちは、ロケットストーブよりももっと価値のある何かについて貧しい人々と分かち合う恵みに与っているのです。――そうです、これを通して何人かの人々は実際に永遠のいのちに入っていっているのです。
このロケットストーブ・ミニストリーを支援してくださっているさまざまな読者のみなさんに対し、この場をかりてお礼申し上げます。神様の祝福がありますように。デイヴィッド
The Society of the Good Shepherd, P. O. Box 122, Amberson, PA 17210 • (717) 349-7033
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