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E-book: Dictionary of Early Christian Beliefs
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David W. Bercot, editor. This scholarly work collects together over 7000 quotations from the writings of the early Christians, arranged alphabetically by topic. Find out what the early Christians believed on various doctrines and lifestyle issues. Each quotation contains a citation back to the volume and page where the quotation can be found in the Ante-Nicene Fathers set…

Dictionary of Early Christian Beliefs – Softcover – New
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David W. Bercot, editor. This scholarly work collects together over 7000 quotations from the writings of the early Christians, arranged alphabetically by topic. Find out what the early Christians believed on various doctrines and lifestyle issues. Each quotation contains a citation back to the volume and page where the quotation can be found in the Ante-Nicene Fathers set…
704 pp. $32.95 $44.95 You Save $9.00


Japanese – Eternal Security
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「聖徒の永遠堅持(ETERNAL SECURITY)」について 初代クリスチャンはどう考えていたのでしょう 初代クリスチャンは、「聖徒の永遠堅持」(英語では、eternal security、“once saved, always saved”)という教理を奉じてはいませんでした。以下、この点に関する初代クリスチャンの見解を、彼らの著作を直接引用しつつ、ご紹介します。 従って、兄弟たちよ。私たちは、自らの救いについて注意深く訊ね求めるべきである。さもなくば、邪悪な者があざむきによって入り込み、私たちのいのちを奪い去ってしまうかもしれない。バルナバ(AD70-130年) 主に従わない者は、主から相続権を奪われ、もはや神の子ではなくなってしまう。   エイレナイオス(AD180年) 一日やそこらの、信仰、愛、希望、忍耐といったものではなく、「最後まで耐え忍ぶ者が救われる」のである。 アレクサンドリアのクレメンス(AD195年) 過去に犯した罪については、神は赦してくださる。しかし、未来の罪に関しては、それぞれが赦しを得るのである。つまり、各人は、――悔い改め、自らの過去の行いを責め、御父にそれらを消し去ってくださるよう懇願することによって――、赦されるのである。というのも、御父だけが、なしてしまった罪を帳消しにすることができるお方だからである。だから、ある人が、その生涯の中で、どれほどのすばらしい善行を行なってきたとしても、その終わりにおいて、真っ逆さまに悪に堕落してしまうなら、その人のこれまでの労苦は全て、益のないものになってしまう。というのも、人生のここぞという所で、彼はその本分を全うしなかったからである。アレクサンドリアのクレメンス(AD195年) 以下は、信者の堅持に関する初代クリスチャンの理解のよりどころとなっている聖書箇所です。 「あなたがたが主とともにいる間は、主はあなたがたとともにおられます。もし、あなたがたがこの方を求めるなら、あなたがたにご自身を示してくださいます。もし、あなたがたがこの方を捨て去るなら、この方はあなたがたを捨ててしまわれます。」Ⅱ歴代誌15:2 「正しい人の正しさも、彼がそむきの罪を犯したら、それは彼を救うことはできない。」 エゼキエル33:12 「また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」 マタイ10:22 するとイエスは彼に言われた。「だれでも、手を鋤につけてから、うしろを見る者は、神の国にふさわしくありません。」 ルカ9:62 「もし耐え忍んでいるなら、彼とともに治めるようになる。もし彼を否んだなら、彼もまた私たちを否まれる。」 Ⅱテモテ2:12  「もし私たちが、真理の知識を受けて後、ことさらに罪を犯し続けるならば、罪のためのいけにえは、もはや残されていません。」 ヘブル10:26 「主であり救い主であるイエス・キリストを知ることによって世の汚れからのがれ、その後再びそれに巻き込まれて征服されるなら、そのような人たちの終わりの状態は、初めの状態よりももっと悪いものとなります。義の道を知っていながら、自分に伝えられたその聖なる命令にそむくよりは、それを知らなかったほうが、彼らにとってよかったのです。」 Ⅱペテロ2:20,21 「 『聖徒の永遠堅持』について初代クリスチャンはどう考えていたか」に関しての、より詳しい解説を希望される方へ。 デイヴィッド・ベルソー著 『初代キリスト教徒は語る――初代教会に照らして見た今日の福音主義教会』(David Bercot, Will The Real Heretics Please Stand Up, A New Look at Today’s Evangelical Church in the … Read More

Japanese – Donatists
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ドナチスト 北アフリカのキリスト教は古来より、妥協がなく、徹底したものでした。北アフリカの信者は、信仰ゆえの投獄や殉教を甘んじて受ける覚悟ができており、また自分たちの立場が神の前に正しいと感じたなら、大多数の教会に立ち向かうこともはばかりませんでした。 コンスタンティヌス帝の「回心」以前、全期間に渡って、ローマ帝国には迫害の時期と、平和な時期が存在していました。その中でも最も激しく、また広範囲に渡った迫害の一つ(《大迫害》と呼ばれています)は、ディオクレティアヌス帝の治世下、紀元303年から305年にかけて起こったものです。 多くのキリスト信者が投獄され、殉教していきました。また教会の指導者は、聖書やキリスト教関係の著述をすべて引き渡すよう、命じられました。そして引き渡された物はことごとく燃やされました。こういう命令に屈した人々は、他のクリスチャンから《引き渡し者(traditores)》と呼ばれました。[この語は、ラテン語で、『引き渡し』を意味する動詞tradereに由来しています]。ちなみに、裏切り者のことを英語でtraitorといいますが、この語はラテン語のtraditorからきています。 そういった聖職者たちを非難したのが、カルタゴの監獄にいた告白者たちの一集団でした。(《告白者》とは、権威者を前にキリストへの信仰を告白し、その結果投獄された人々のことをいいます。) カルタゴの聖職者は当時、霊的にかなりたるんだ状態にありました。その中には例の《引き渡し者》もおり、また《引き渡し者》に共鳴する人たちもいました。こういった種類の人々の中に、カルタゴ監督、およびカイキリアヌスという名の大執事がいました。カイキリアヌスは、告白者たちの説教や自分たちに対する非難の言葉に苛立ちを覚えていました。彼はクリスチャンたちが、そういった告白者たちのいる獄へ食べ物を差し入れにいくことすら阻もうとしたのです。 迫害の波が鎮まった後も、これらの問題は続きました。カルタゴ監督が311年に亡くなると、カイキリアヌスはすぐさま、権威筋のコネを使い、彼の後継者として新監督に就任しました。しかしこういった権威層にいた人々はより世俗的であり、彼らの決定は、人々の一般的な意志を反映するものではありませんでした。 そのため、カルタゴにいた大多数のクリスチャンは、近郊のヌミディアの監督と連結して、彼ら独自の監督マジョリヌスをたてました。その後、マジョリヌスが亡くなると、ドナトゥスという、精力的かつ物おじしない指導者がカルタゴの監督として彼の跡を継ぎました。 これが、論敵によって《ドナチスト》と呼ばれていたグループの起源です。その後、ドナチストは、カトリック国教会と面と向き合って対決しなければならない状況におかれることになります。 * ドナチストの起源と歴史についてさらに詳しく知りたい方へ。『A Dictionary of Early Christian Beliefs(=初代キリスト教徒の信条事典)』の編者デイヴィッド・ベルソー氏によるCD講義(タイトル名:The Donatists、英語によるメッセージ)をおすすめします(https://www.scrollpublishing.com/store/product143.html)。また著書『世界中をひっくり返した神の国』(The Kingdom that turned the world upside down)の中でもドナチストのことが取り上げられています。

Japanese – David Bercot
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ディヴィッド・ベルソー(David Bercot)師について [略歴]1950年、米国アラスカ生まれ。1980年、ベイラー法科大学院卒。弁護士。文筆家。2004年までテキサス州在住。妻デボラさんとの間に二男一女。年に二度、デボラさんと共に、南米ホンジュラスの貧困地域へ直接足を運び、地域住民の経済的自立のための支援活動を行っている。ペンシルヴェニア州にある、健全な聖書信仰に立つChambersburg Christian Fellowshipのメンバー。著者へのフィードバックは、www.davidbercot.comへ。 デイヴィッド・ベルソー氏は、弁護士、文筆家、そして教会史家です。これまで何十年もの間、弁護士としての仕事のかたわら、教会史(特にAD325年ニケア公会議以前の初代教会)の研究に励んでこられました。 たくさんの本を執筆してこられましたが(そのうちの二冊は、すでに日本語訳されています。『初代キリスト教徒は語る――初代教会に照らして見た今日の福音主義教会』、『世界中をひっくり返した神の国』)、それに加え、ベルソー氏は、初代教会およびキリストの弟子としてのあり方に関する講義を各地で行ってきました。氏の講義を収録したCDは70を超え、世界中のリスナーにチャレンジを与え続けています。扱っているトピックも実に多岐にわたりますが、教会史および、初代クリスチャンの信仰に関するテーマに特に力を入れています。氏の著作やCD講義に触れる方は、ご自身のクリスチャンとしての歩みに光が照らされ、信仰や、教理に対する理解が一新されるにちがいありません。 以下、(まだ日本語には訳されておりませんが)ベルソー師の多岐にわたる講義内容の一部をご紹介します。いずれもCDに収録されています。 ☆詳しくはhttp://www.scrollpublishing.com/store/teaching-cds.htmlをご参照ください。 《初代クリスチャンはどう理解していたか》シリーズ 「洗礼について」「使徒継承について」「離婚・再婚について」「娯楽について」「教会政治について」「聖餐について」「贖いについて」「ディスペンセーション主義について」「三位一体について」「世からの分離について」「姉妹のかぶり物について」「聖徒の永遠堅持について」「伝道について」「進化論について」「御父・御子の関係について」「御霊の賜物について」「預言の中のイスラエルについて」「自由意志および予定説について」「安息日について」「救いについて」「二王国論について」「戦争について」「主の祈りについて」「マリアについて」「聖画および聖人への祈りについて」「千年王国および携挙について」「慎み深い服装および化粧について」等、、、 《弟子としてのあり方》に関する講義シリーズ 「教派主義的な心の態度について」「貧しい人々に対するイエスの福音」「イエスに従うことは律法主義ではない」「いかにして従順がパリサイ主義に変容しうるのか」「御国信者とは何か」「苦々しい思いに打ち勝つ方法」「神の国における五つの原則」「迫害が起こったなら」「神の国と地の国が衝突したとき、あなたはどうするか」「私のたどってきた道」等、、、 キリスト教の歴史シリーズ 「旧約と新約の間の中間時代に何が起こったか」「使徒行伝の後、何が起こったか」「ニコライ派およびグノーシス派とはいったい何だったのか」「情熱の宣教師パトリック」「アナバプテストについて」「初代キリスト教の精神」「アッシジのフランシスコ」「ヴァルド派」「ロラード派」「ネストリウス派」「ドナトゥス派」「ローマ教会の主張」「『キリスト教国アメリカ』という神話」等、、、 聖書研究シリーズ 「初代キリスト教徒の著述とTextus Receptus」「欽定訳聖書について」「パウロとヤコブの書簡の内容は相矛盾しているのだろうか」「神は私たちの義の行いを『不潔な着物』とみなされるのだろうか」「私たちはどうして使徒たちと同じ聖書を使っていないのだろうか。―‐七十人訳聖書について――」 クリスチャンと戦争 公開討論DVDおよびMP3 「正義の戦争?クリスチャンは戦争に従軍していいのだろうか?」 2014年3月28日、ボストンのFaneuil Hallで、福音主義クリスチャンによる公開討論会が開かれました。「クリスチャンは戦争に参加することはできないし、してはならない」という立場で論陣を張ったのはデイヴィッド・ベルソー氏および元米軍兵のディーン・テイラー氏でした。一方、「クリスチャンは、正義のための戦争(Just War)に参加することができる」という立場からは、ボストン大学哲学科のピーター・クリーフト教授、ダリール・チャールズ教授(ウェストミンスター神学大学博士号)の二人が論陣を張りました。 このDVDおよびMP3(DVD video /MP3 Audio Disc-Debate on Nonresistance)は、その時の模様をライブ収録したものです。収録時間2時間。 興味のある方は、http://www.scrollpublishing.com/store/whats-new.htmlをご参照ください。 事典 Dictionary of Early Christian Beliefs (『初代キリスト教徒信条事典』)デイヴィッド・ベルソー編。本事典には、初代キリスト教徒著述からの7000以上におよぶ引用文が掲載されており、それらが、トピック別に(アルファベット順に)まとめられています。さまざまな教理および、ライフスタイルについて、初代キリスト教徒がそれらをどう捉えていたのか―、本事典は、そのような読者の探究心に答えてくれます。また、各引用文の下には、『Ante-Nicene Fathers全集(英語版)』の巻名およびページが明記されているため、『Ante-Nicene Fathers全集』の目録としても重宝されるでしょう。牧会者、ならびに真剣に聖書を学んでいる方、必携の事典。704ページ。ハードカバー。英語版。 … Read More

Jesus and War
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Jesus and Warby Will Pike Is it wrong for a Christian to support his country by participating in war? While there are a wide variety of opinions on this topic, if we look back to the teachings of Jesus and … Read More

David Bercot
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Who Is David Bercot?David Bercot is a retired attorney, author, and church historian. Outside of law, his special field of interest and study has been the early church (particularly the church prior to the Council of Nicaea, A. D. 325). … Read More

Did Jesus Intend Us to Obey His Commandments
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Did Jesus Intend us to Obey LiterallyWhat He Taught?By Jeremy King The way you answer the question, “Do I need to obey literally what Jesus taught?” will have a huge effect on how you view the words of Christ as … Read More