マイラ・マルティネス 2014年7月 まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。マタイ25:40” Matt. 25:40 Published by the Society of the Good Shepherd, P. O. Box 122, Amberson, PA 17210. (717) 349-7033 |
近年、シグアテペケ市の人通りの多い通りで、屋台のお店がとみに増えてきました。屋台の仕事は通常午後5時からスタートします。そこで売られているのは主に安価かつ地元で人気の食べ物です。この小ビジネスの利点は、日中パートで働いている人も夕方からお店を開けるということです。また外で働くことのできないお母さんたちもこれによって収入を得ることができるという利点があります。
マイラ・マルティネスさんはそんな一人です。12歳の子どもを持つシングルマザーとして彼女は家計を支えており、「他の仕事とかけもちすることができることがありがたい」と言っています。これまで8年半、彼女はホンジュラスにいる宣教師のもとで働いていました。そこで彼女は料理の仕方を学び、毎週水曜日には、地元で食べ物を売っていました。
昨年、彼女はシグアテペケ市に移ってきました。そして家の前で屋台を開くことにしました。最初のうちはうまくいっていたのですが、ある事情で引っ越ししなければならなくなり、その引っ越し代にわずかな貯金をはたかなければならなくなりました。ちょうどその時、彼女は私たちのミニストリーのことを耳にし、ローンを申し込んできました。こうして先月、彼女はローンを借り、そのお金を基に、必要な物品を買い、屋台の仕事を再スタートすることができました。
また屋台の仕事の他に、マイラさんは配膳業および二つのパートもしています。ここホンジュラスでは、複数の小ビジネスを同時進行させることはきわめて普通のことです。というのも、多くの人は、一つの事業に全財産を投資することにためらいを感じているからです。 もちろん、彼女の仕事量はかなりのものですが、マイラは教会でも熱心に奉仕しています。彼女の希望は、この屋台のビジネスだけで家計を支えることができるようになり、さらに主に仕え続けるということです。
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Japanese Newsletter – August, 2014